【浪費が止まらない人向け】物欲をコントロールする3つの考え方
どうも、SHUN(@SHUN_Minimalism)です。
ミニマリストに近づくと、物欲にはあまり人生を左右されなくなるのですが、物を減らすのと増やさないのとどっちが先なのか、という話ですが、個人的にはまずは減らすほうが先だと考えます。
物を減らすのは、増やすことよりもエネルギーが必要なことなので、物が減ってくると、自然と物を増やすことへの抵抗感が芽生えてきて、欲しいものがあっても、買うことに対してかなりハードルが上がります。
ただ、「それでも、欲しいものは欲しい!どうしても、必要のない物まで買っちゃう」という方は、ぜひこの記事をチェックしていただければ嬉しいです。
この考え方をプラスアルファすることで、さらに物欲のコントロールがしやすくなったと思います。
1. 物の多さと人生の豊かさは比例しない
多くの人は、インターネット上や街中の魅力的な数々の商品に魅了され、必要でもないのに気づいたら買ってしまいます。
「今年の夏は、この色が流行りだから!」
「ご近所さんも、最近乗り換えたし!」
などといろんな理由を見つけては、手に入れ、幸せ(のようなもの)も得られた気になっていますが、それは虚像でしかなく、一瞬の優越感でしかなく、覚醒剤のようなものでしかありません。
買って、家に帰り、商品を開封した瞬間から、その物としての輝きと価値はどんどん失われています。
減らせば良いという話でもないですが、現代は戦後と違って、物が圧倒的に溢れているため、まずは手放して、人生の本当の価値と豊かさを見つけていくことが重要です。
2. 物とそれらの管理コストは比例する
今でこそ、子供がいるので車を所有していますが、それまでは車を持っておらず、タクシーか電車かカーシェアをスポットで借りて、移動していました。
車が分かりやすい例なのですが、シンプルに高額な購入費用がかかりますし、維持費やガソリン代も毎日乗っていると、それなりにかかってきます。
オイル交換するにしても、僕の性格上、テキトーに済ませたくないので、どこでするのが一番安くて良いのか、そういうことを調べたり、実際にお店に行ったりするのも時間と費用がかかります。
車なくてもそんなに困らないぜ、っていうライフスタイルであれば、タクシー乗っちゃったりするほうが、一瞬は高く感じても、長い目で見ると、お金もウィルパワーも節約できる場合が結構あります。
せっかくの休みの日に、オイル交換で時間を使うというのは、あまりワクワクする過ごし方ではない(少なくとも僕にとっては)ので、物を減らして、できるだけ増やさないことで、それにかかるお金や時間の管理コストを可能な限り削減できます。
3. 新しい物はいつまでも現れ続ける
世の中の商品というものは、「新型・新モデル・新機種」となり、永遠に新しいものが出続けます。
その度に、追いかけ続けるのは、止まりそうで止まらない無限ループに陥っているのと同じで、売る側の戦略にまんまとハマってしまっている状況です。
分かりやすいので、車を例にしますが、毎年のようにマイナーチェンジやら、フルモデルチェンジやらと、スゴイよ!感を出して、いたるところで、「これ、買わなきゃ終わってるぜ」と言わんばかりのオーラを放ってきますが、私たちの人生への影響は皆無に等しいです。
僕はAppleユーザーでiPhoneを使っていますが、2019年に出たiPhone 11を2024年現在もずっと使っています。
カメラの性能やiOSの性能が良くなったところで、僕の毎日の生活が飛躍的に良くなるわけでもないですし、その割には1台10万円を軽く超えてくるので、必要かどうかの判断の余地すらもない気がしてます。
ゲームもしないし、アプリもほとんど入っていないし、写真もそんなに撮らないし…まだまだ使える物に10万円以上も出せるかっ!って思っている人は、かなりいると思います(笑)
まとめ
そういうことを普段から考えていたら、街にフラ〜っと散歩に出ても、「これ欲しい!」ってものはほとんど無くなりました。
減らしまくるのに(=必要なものを厳選するのに)エネルギーを使い過ぎて、増やすためのエネルギーが残っていないだけなのですが、それはそれで自分としては最高の生き方だと思っています。
限りなく時間やお金をもっと大切な家族や仕事に投下できるわけですから。
今ある物や、新しく何かを得ることを減らせば減らすほど、それを管理するためのコストは減るし、自分が大事にしたいものがさらに明確になって、それらに使う時間とエネルギーがどんどん生み出せるようになるので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。