【頭の中をクリアに!】ブレインダンプ(脳内断捨離)を効率よくする方法
どうも、SHUNです。
今回は家の中ではなく、頭の中をどうやってキレイな状態にするかについてお伝えしたいのですが、私たちって、普段、家の中は掃除できても、頭の中を習慣的に掃除することはほとんどないと思います。
家の中の状態はその人の精神状態を示すと言われているように、その逆もまた然りで、頭の中を少しでもクリアにする術を身に付けることができれば、家の中もキレイな状態をキープしやすくなります。
家の中は目に見えますが、頭の中は見ることができずに、何本もの糸が絡まり合って、そのまま塊になって放置されていることもありますので、それらを解いてあげると、人生で大事なことってそこまで多くないってことにも気付き始めます。
人によってはジャーナリングと呼ぶ場合もありますが、いづれにしても頭の中をキレイな状態にしておくことには変わりませんので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
1. 静かな空間で自分自身と向き合う
普段、私たちはノイズの中で暮らしていますので、意図的にそうしない限り、自分と静かに向き合うという時間はほとんどありません。
テレビか、SNSか、LINEか、YouTubeか、Kindleか、何かしらの外発的なメディアに意識を向けられていることが常ですので、まずはそれらのメディアを体から遠ざけて、一人になれる部屋で、自分と向かい合える時間を確保しましょう。
僕もそうなのですが、子育てをやっていると、話かけられてそっちに意識が向けられたり、集中して脳内の棚卸しができないので、お子さんがいる場合は、早朝や夜などの寝ている静かな時間帯がオススメです。
2. ペンと紙を使う
ペンや鉛筆を使って紙に書き出すという行為は、スマホやPCでメモをするようなものと違って、頭から情報を取り出すということに集中できます。
デジタルだと、漢字間違いとかスペルミスとかした場合、校正としたくなるという、脳内断捨離には不必要なアクションがどうしても入ります。
綺麗で正しく書くことではなく、頭の中の情報をアウトプットすることが目的ですので、書き間違いなど気にせず、ペンと紙を使って、アナログ式でどんどん書き出しきみましょう。
最初はその辺にあるペンと紙でOKですが、脳内断捨離に慣れてきたら、お気に入りのものを探してみてもいいですね。
3. 書き出す
何を書き出すかですが、その内容はなんでもかまいません。
なんでもいいってどういうこと?と思われるかもしれませんが、今気になっていること、やりたいこと、やりたくないことなどなど、普段、自分の頭の中でグルグル回っていることについて、脳内から取り出すイメージですね。
最初にこの作業をしようとすると、普段やらなすぎてまったく書くことがなくて焦りますが、時間をかけて少しずつ紙にアウトプットしていけばOKです。
やらなすぎて、それらの事柄が積み重なって、脳内にへばり付いている状態なので、少しずつ剥がしていくイメージでやっていけば、少しずつ軽くなっていくのが実感できます。
「ランチ何を食べようかな」など、心で思ったことを何でもいいので書き出せるようになれば、少しずつもっと深層で考えていることが顔を出し始めます。
4. 分別する
書き出したものを分別するという作業になりますが、これは家の掃除でいうと、あるものを「必要なものか不要なもの」を判断して分けるということになります。
頭の中での不要なものというと、どうでもいいノイズ(誰々が許せないとか)と考えても仕方がないこと(老後の資金どうしようとか)など、考えてもまったく前進せず、人生をより良くしてくれるような事柄ではありません。
なので、気が済むだけ書き出したら、それらの【不要なもの】を見つけて、線を引いて消してしまいます。
もしどうしても消してしまうことに躊躇する場合は、心のどこかで「何かしらできることがあるかもしれない」と思っている場合があるので、家の掃除でいうと【保留】の箱に入れることになり、もっと深掘りをすればOKです。
線を引いて頭の中からも紙の上からも消すことで、スッキリした感覚を得られるようなゴミは、二度と考えなくていいように、どんどん削除していきましょう。
5. やる必要があることをやっていく
分別をして、やりたいことを含めた【必要なもの】のみが残っていったら、それらを上から淡々とこなしていきましょう。
優先順位をつけるのもいいですが、優先順位を付けられなかったから、今ままで長い間、頭の中に残っていたわけなので、考えずに上からどんどん気が向くものからこなしていくのがオススメです。
休みの日じゃないとできないとか、季節的にできないものなどは、カレンダーに予定として入れちゃいましょう。
やり終えたこと、カレンダーに入れたことは、もう頭の中で覚えておく必要はないので、これ以上、脳内エネルギーを消耗することはなくなります。
家の中で例えるなら、ずっと使ってなかったけど、やっぱり使うと決めたか、明確に次に使う目処が立ったので、それまで決められた場所に保管しておくようにしたモノたちですね。
6. どうすればいいか、すぐには分からないこと
必要なもの(どうにかしないといけないこと・やりたいこと)だと分かったとして、その中でも【どうすればいいか分からないこと】ってあると思います。
例えば、何かの資格を取りたいと思っていたとして、でもどうすればいいか分からない、多額の借金があるけど、今日すぐに返せるわけじゃない、などなど…。
そんな場合は、まず自分が思いつく限り深掘りして、自分ができることを、これまた淡々やっていくのみなのです。
資格が取りたいと思ったら、その資格を取った人はどんな勉強をしていたのか、オンライン講座なのか、学校に通う必要があるのか、本で勉強すれば十分なのか…それらについて調べてみて、資料請求するのか本を買うのか、次にくるアクションが見えてきます。
もし借金があるのであれば、毎月どのくらいの返済をしていて、どのくらい足りていないのか…もし足りていないのであれば、別の仕事を始めてみるとか、家にある不用品を売ってみるとか、次のアクションの選択肢が見えてくると思います。
書き出すメリットがここでも発揮されますが、「資格欲しいな…」「借金返さなきゃ…」をいつも頭の中でグルグルさせるよりも、紙に書いて文章として可視化したほうが、アクションとして行動に移しやすいですし、頭の中から取り出せるので、無駄なエネルギーを消耗することなく、ストレスもグッと減ります。
やるべきことが見えてきたら、コツコツとそれをこなしていくのみなので、今すぐに始めていいでしょうし、それが難しければ、これもカレンダーに予定として組み込んでいくのがオススメです。
まとめ
ちなみに僕は、こうして書き出していった紙はどんどん捨てるようにしています。
任務完了したものは線で引くことで【捨てた】という認識があるのですが、二度と思い出さないことで、過去のことを考えてしまう可能性もなくなります。
こうした脳内のゴミは、家の中と一緒で、気付いたら少しずつまた蓄積していってるものなので、月1くらいでいいので、定期的に断捨離をしてクリアな状態にしておくことが大事です。
脳内が整理整頓されていると、家の中も同様にキレイにしたくなりますので、ぜひ試してみてくださいね。